cà phê trứng とは?
ベトナム語「カフェ チュン」の意味・読み方
公開: 2026-09-17
「cà phê trứng」の意味
エッグコーヒー
cà phê trứng(カフェ チュン)「カ↓・フェ→・チュン↑」で、下げ→平ら→上げの3段階
cà phê trứng とは?ベトナム語「カフェ チュン」の意味・読み方
ハノイ旧市街の老舗、Cafe Giảng(カフェ ザン)や Cafe Đinh(カフェ ディン)の看板に「Cà Phê Trứng」と「Egg Coffee」が英語併記されているのを見かけたら、それが cà phê trứng(カフェ チュン)です。卵黄と練乳を泡立てたクリームを濃いコーヒーの上に重ねる、ハノイ発祥の名物ドリンクです。
この語の意味
cà phê は「コーヒー」、trứng は「卵」で、直訳は「卵コーヒー」。実態は、卵黄・練乳・砂糖を泡立ててクリーム状にしたものを、ロブスタ種の濃いコーヒーの上に重ねた一杯です。混ぜて飲むと、カスタードやティラミスのような甘い卵黄クリームと、下の苦いコーヒーが層になって口の中で合わさります。冷めやすいクリームを保温するため、カップをお湯を張った小さな器に入れて出す店が多いのも特徴です。
vi.wikipedia によれば、cà phê trứng が生まれたのは1940年代末のハノイ。当時は生乳が不足しており、バーテンダーだった Nguyễn Văn Giảng が代用として卵黄を泡立てたのが始まりとされています。彼は1960年代に自身の名を掲げた店 Cafe Giảng を旧市街に開き、そこから評判が広まりました。今日でも子孫が同名の店を営み、当時の配合に近いレシピを守っていると紹介されています。
発音のコツ
cà はフエン声調(下げ)、phê は声調記号のないンガン声調(平ら)、trứng はサック声調(上げ)です。**「カ↓・フェ→・チュン↑」**と、下げ→平ら→上げの3段階を意識すると通じやすくなります。trứng は Wiktionary の発音表記でハノイが [t͡ɕɨŋ˧˦]、サイゴンが [ʈɨŋ˦˥]。北部の頭音は「チ」に近い響き、南部は舌を軽く巻く「トゥル」寄りの響きになります。
北部(ハノイ)と南部(ホーチミン)の違い: cà phê trứng そのものはハノイ発祥で、今も専門店の大半は北部に集中しています。発音面では trứng の頭音(北部は「チ」、南部は巻き舌寄り)と phê の母音の閉じ方に差がありますが、声調のパターン自体は共通です。近年はホーチミンでも観光客向けカフェが増え、定番のホット版に加えて cà phê trứng đá(アイス版)を出す店も見られるようになりました。
どこで目にするか
ハノイ旧市街(フォークオター)を歩くと、Cafe Giảng や Cafe Đinh の店先に「Cà Phê Trứng」と手書き+「Egg Coffee」の英語表記が並んでいるのをよく見かけます。メニューでは Cà phê(コーヒー)のカテゴリーの中でも別枠で扱われることが多く、写真つきメニューなら黄色いクリームが盛られたカップの写真が目印になります。狭い階段を上った2階席や、路地に面したテラス席で観光客が写真を撮っている光景も cà phê trứng を出す店の特徴です。
注文するときは nóng(ホット)か đá(アイス)かを聞かれることが多く、店員が Anh uống cà phê trứng nóng hay đá?(ホットとアイス、どちらにしますか)と確認してきます。砂糖の量を調整したいときは ít đường(砂糖控えめ)と伝えれば応じてもらえますが、もともと卵黄クリームがしっかり甘いため、追加の砂糖はほとんど不要です。
関連語・一緒に出てくる語
| ベトナム語 | 読み | 意味 | 音声 |
|---|---|---|---|
| cà phê trứng đá | カフェ チュン ダー | アイスのエッグコーヒー | |
| lòng đỏ trứng | ロン ドー チュン | 卵黄(クリームの主原料) | |
| sữa đặc | スア ダック | 練乳 | |
| ca cao trứng | カ カオ チュン | 卵黄入りのココア版 |
ミニ会話例
よくある質問
Q. cà phê trứng は甘すぎませんか? A. 卵黄クリームに練乳と砂糖が使われているため、基本的にしっかり甘い一杯です。下に敷かれたコーヒーは苦めのロブスタ種なので、混ぜて飲むと甘さと苦さのバランスが取れます。甘さを抑えたい場合は ít đường(砂糖控えめ)と伝えると調整してもらえる店もあります。
Q. 卵の風味が強くて生臭くないですか? A. 卵黄をしっかり泡立てて加熱するため、卵特有の生臭さはほとんど感じません。むしろカスタードクリームやエッグノッグに近い、なめらかで甘い口当たりです。
Q. 持ち帰り(テイクアウト)はできますか? A. 店によっては可能ですが、卵黄クリームは分離しやすいため、店内でホットのまま飲むのが最もおいしい状態です。持ち帰りたい場合は事前に店員に相談すると安心です。